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波上宮の御朱印|琉球国の一宮であった由緒ある神社の歴史・行事・施設・末社も紹介します
沖縄県那覇市にある波上宮。
波上宮は琉球国の一宮です。

波上宮の所在地&アクセス
波上宮は沖縄県那覇市若狭にあります。
アクセスは自動車もしくは公共交通機関となります。
- 自動車
無料駐車場が20台 - モノレール利用
那覇空港駅から旭橋駅まで約10分
旭橋駅から徒歩約15分 - タクシー利用
那覇空港からタクシーで約10分(約1,200円) - バス利用
バス系統[25][26][99]に乗車して県庁北口(モノレール県庁前駅)下車
パレットくもじ前バス停用[2][5][15][45]で西武門下車、徒歩3分
波上宮の歴史
当宮の創始年は不詳であるが、遙か昔の人々は洋々たる海の彼方、海神の国(ニライカナイ)の神々に日々風雨順和にして豊漁と豊穣に恵まれた平穏な生活を祈った。
その霊応の地、祈りの聖地の一つがこの波の上の崖端であり、ここを聖地、拝所として日々の祈りを捧げたのに始まる。波上宮の御鎮座伝説に『往昔、南風原に崎山の里主なる者があって、毎日釣りをしていたが、ある日、彼は海浜で不思議な”ものを言う石”を得た。以後、彼はこの石に祈って豊漁を得ることが出来た。この石は、光を放つ霊石で彼は大層大切にしていた。
このことを知った諸神がこの霊石を奪わんとしたが里主は逃れて波上山《現在の波上宮御鎮座地で花城と(はなぐすく)も呼んだ》に至った時に神託(神のお告げ)があった。即ち、「吾は熊野(くまの)権現也(ごんげんなり)この地に社を建てまつれ、然(しか)らば国家を鎮護すべし」と。そこで里主はこのことを王府に奏上し、王府は社殿を建てて篤く祀った』と云う。以来、中国・南方・朝鮮・大和などとの交易(琉球王府直轄事業)基地であった那覇港の出船入船は、その都度、波上宮の鎮座する高い崖と神殿を望み、出船は神に航路の平安を祈り、入船は航海無事の感謝を捧げたという。また人々は常に豊漁、豊穣を祈り琉球王府の信仰も深く、王みづから毎年正月には列を整え参拝し、国家の平安と繁栄を祈るなど朝野をあげての崇敬をあつめ、琉球八社(官社)の制が設けられるや当宮をその第一に位(くらい)せしめ、「当国第一の神社」と尊崇された。
明治の御代になるや、同二十三年官幣小社に列格し、沖縄総鎮守としてふさわしい社殿、神域の結構を見るに至ったが、先の大戦で被災した。戦後は、昭和二十八年に御本殿と社務所が、同三十六年には拝殿が再建された。そして平成五年、平成の御造営により、御本殿以下諸社殿が竣工。翌年五月、諸境内整備が完工した。
http://naminouegu.jp/yuisyo.html
波上宮のご利益
波上宮のご利益は以下の通りです。
- 神前結婚式
- 家内安全
- 商売繁盛
- 初宮詣
- 厄祓
- 車祓
- 安産祈願
- 交通安全祈願
- 年祝奉告祭
- 商売繁盛
- 神恩感謝
- 心願成就
- 合格祈願
- 良縁祈願
- 攘災招福
- 海上安全
など
波上宮の御祭神
波上宮の御祭神は以下です。
- 伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
日本神話で,伊弉諾尊(いざなきのみこと)とともに国生みをした女神。火の神軻遇突智(かぐつち)を生んだとき,火傷をして死に,黄泉国(よみのくに)へ行った。黄泉大神(よもつおおかみ)。 - 速玉男尊 (はやたまをのみこと)
『日本書紀』の一書において黄泉国で伊邪那美神と伊邪那岐神が喧嘩別れをした際に、吐いた唾から生まれた神が速玉男命。その唾を掃う神を事解男命とされている。 - 事解男尊 (ことさかをのみこと)
『日本書紀』の一書において黄泉国で伊邪那美神と伊邪那岐神が喧嘩別れをした際に、吐かれた唾(速玉男命)を掃きはらう神が事解男命とされている。
別鎮斎
- 火神(ヒヌカン)
- 産土神(うぶすなのかみ)
- 少彦名神(すくなひこなのかみ)(薬祖神)
波上宮の神事・行事
波上宮で年間に行われる神事・行事は以下の通りです。
- 1月
- 初詣(1日〜7日)
- 歳旦祭(1日 7時)
- 元始祭(3日 10時)
- 昭和天皇祭遥拝式(7日 10時)
- 古神札焚上祭(15日 10時)
- 2月
- 節分祭(3日 10時)
- 紀元祭(11日 10時)
- 祈年祭(17日 10時)
- 天長祭(23日 10時)
- 3月
- 春分祭(春分の日 10時)
- 4月
- 昭和祭(29日 10時)
- 5月
- 例大祭(17日 10時)
- 6月
- 夏越大祓(30日)
- 9月
- 秋分祭(秋分の日 10時)
- 10月
- 神嘗祭奉祝祭 奉賛会秋大祭(17日 10時)
- 11月
- 七五三奉祝祭(15日 9時)
- 新嘗祭(23日 10時)
- 12月
- 御煤納(25日 10時)
- 年越大祓(31日 午後)
- 除夜祭(31日 午後)
- 毎月
- 月次祭(1日 10時)
- 月次祭(17日 10時)
波上宮 施設紹介
一の鳥居
波上宮は高台にあるため、一の鳥居をくぐると急な坂を登っていくことになります。
赤い柵の左側を車が通りますが、鳥居の奥に見える駐車場と坂の上の駐車場が一杯の場合、この坂道に5台ほど駐車スペースがあります。
我々が行った時もちょうどいっぱいだったので、坂道に止めることになりました。

1周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
2周目:正面でお辞儀、右足で茅の輪をまたぎ、右回りで正面に戻る
3周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
ニの鳥居
坂道を登るとニの鳥居があります。

手水舎
二の鳥居をくぐり進んでいくと左手に手水舎があります。

授与所
授与所ではお守りや御朱印やおみくじなどを購入できます。

おみくじは↓のような感じで運勢(私は中吉でした)も印字されています。

おみくじはこちらに結んでおきました。

手水舎と授与女の奥に拝殿があります。

拝殿
ちょうど挙式が行われており、参拝することができませんでしたが、拝殿および本殿は↓のような感じです。

波上宮の末社
波上宮の末社として境内の中に2つの神社が祀られています。
- 世持神社


- 浮島神社


波上宮 御朱印
波上宮の御朱印は↓です。

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